アンプリコン(16S/18S/ITS)シーケンスは微生物種を同定・分類するための手法として、広く用いられています。保存遺伝子や遺伝子間領域の高度可変領域をPCRで増幅した後に、次世代シーケンスで解析し、その結果を微生物のデータベースと比較します。
細菌や古細菌において、16S rRNAは菌種同定に最も利用される領域です。真菌に関しては、18S rRNAおよびrRNA 間の2つのITS 領域の3つの領域がよく用いられます。通常これらの領域は近縁種の分類するのに充分な特異性を持ち、時に亜種も区別できます。
Novogeneでは5万以上の微生物検体をシーケンスした経験があります。Novogeneのパッケージデータ解析には、α多様性解析、OTU解析、生物名アノテーション、β多様性解析および多変量解析が含まれます。また、アンプリコン(16S/18S/ITS)シーケンスは純粋培養の単一菌種同定や動物と植物の細菌叢調査、環境・地域の種多様性・集団構造の比較など、豊富なアプリケーションに対応しています。Novogeneのスペシャリストはお客様の研究に合わせた適切な解析方法を提案いたします。